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船橋 (能) : ミニ英和和英辞書
船橋 (能)[ふなばし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふね]
 【名詞】 1. ship 2. boat 3. watercraft 4. shipping 5. vessel 6. steamship 
船橋 : [ふなばし]
 【名詞】 1. (1) bridge (of a ship) 2. (2) pontoon bridge 3. temporary bridge made using ships
: [はし, きょう]
 【名詞】 1. bridge 
: [よく, のう]
  1. (adv,n,vs) being skilled in 2. nicely 3. properly 4. well 5. skillfully 6. thoroughly

船橋 (能) : ウィキペディア日本語版
船橋 (能)[ふなばし]

船橋』(ふなばし)は、能楽におけるの演目のひとつ。「佐野船橋」という田楽能の作品を世阿弥が改作したもので、執心男物に分類される。
== あらすじ ==
熊野三山で修行した山伏たちが、松島平泉に向かって旅をしている。上野の国佐野に着いた所で、里の男と女が船橋〔舟を繋げ板を渡して造る橋〕を造っていた。男と女は昔の跡が恋しいと言いながら、迷いの道に至らず、悟りの道に至るために橋を渡そうと思っていると言う。そして、橋を渡すために、山伏に勧進を求めてきた。そして、ここは昔男女が恋い焦がれながら川に沈んだ場所であると、万葉集の歌を引き合いに出し、二人を救うためにも橋を架けたいと言う。役行者も昔、岩橋に橋を渡したのだからと引き合いに出し、勧進を迫る。
山伏がさきほどの万葉集の歌の意味を尋ねると、男は、昔ここに住むある男が、川をへだてた向こうに住む女に憧れて、毎夜船橋を渡って通っていた話をしはじめる。それを良く思わない親が橋の板をとりはずしたために、男は川に落ちてしまい、そのまま亡くなり地獄で苦しむ。それでもなを恋しく、邪淫の思いに身を焦がしているという話を語って聞かせた。そして男は、その男こそが自分であると告げ、弔って欲しいと山伏に言う。
山伏は男女の霊を弔うと、女の霊が現れ仏法の力で救われたと感謝する。しかし男の霊は妄執のために成仏できないでいた。そこで男の霊は昔の所業を懺悔するため、女のところに通ったときのことをそのまま再現する。そして妄執のために悪鬼となって自分を責め、苦しみの中に沈んでいた中から、行者の法力によって成仏する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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